※「東日本大震災 子ども・学校支援チーム」は2017.5.20「子ども・学校危機支援チーム」と改名しました。
2022年3月 東日本大震災から11年
学校心理士認定運営機構 理事長 石隈利紀 事務局長 山口豊一
2011年3月11日の東日本大震災から11年が経ちました。被災地の多くの子どもやご家族は,日常を取り戻し元気に過ごしておられると聞いています。
一方で,被害の大きかった地区などにおいては子どもやご家族は発達面や生活面において苦戦が続いています。また,大震災から10年となる2021年には新型コロナウイルス感染症の拡大がありました。
10年間の振り返りや区切りは,数年かけて,行っていくことになります。
私たちは,被災地のみなさまと一緒に,これまでの歩みを学びとして,復興にむけて行動したいと思います。
日本学校心理士会 会長 山谷敬三郎 副会長 田村節子, 岡直樹
- NASP(National Association of School Psychologist:アメリカ学校心理士会)会長からのメッセージ
- カウフマン博士夫妻のメッセージ
- ISPA(国際学校心理学会)のPfohl会長からのメッセージ
参考マニュアル
暴力について子どもたちと話す(NEW!)
コロナウイルス感染症に関する資料
震災含む自然災害に関するサポート資料
- 自然災害に関する子どもや学校のサポート[サポート資料 ver.4]
- 自然災害に関する子どもや学校のサポート[サポート資料 ver.5] 2019年台風15号用
- 自然災害に関する子どもや学校のサポート[サポート資料 ver.6] 2019年台風19号用
大規模災害後の記念碑・追悼行事・儀式に関する配慮事項
日本学校心理士会 東日本大震災,子ども・学校支援チーム制作
震災に関する子どもや学校のサポート‐教師,保護者へのヒント(サポート資料 Ver.2)
この資料は日本学校心理士会が,災害における子ども・学校支援に関する NASPの資料を翻訳・翻案したものに,「避難児童生徒(転入生)を迎える10のポイント~チーム援助」(石隈利紀)とNASP資料等の短縮版を加えたものです。
目次
Ⅰ 大震災における子どものサポート
- 1章 自然災害にあった子どもたちへの援助 ‐保護者や教師が出来ること‐
- 2章 地球規模の災害―子どもたちの対処する力を援助する
- 3章 東日本の自然災害について子どもたち(児童生徒)に話す― 教師や保護者のためのヒント
Ⅱ 子どものトラウマ
Ⅲ 転校生への援助と特別支援教育
- 6章 避難児童生徒(転校生)を迎える10のポイント ― チーム援助で
- 7章 災害で転校した特別な教育的ニーズのある子どもへの援助 ― 受け入れ校へのアドバイス
- 8章 特別な教育的ニーズのある子どもが新しい学校へ通う際に ― 転居した家族へのヒント
Ⅳ 自殺予防
- 9章 大惨事における子どもたちの自殺予防(パート1) ― 保護者と学校ができること
- 10章 大惨事における子どもたちの自殺予防(パート2)― 「危機対応チーム」のためのヒント
- 11章 友だちを援助する ― 自殺予防のための中学・高校生へのヒント
Ⅴ 配布用資料
- 東日本大震災について子どもたちに話す時の8つのポイント(短縮版)
- こわい思いをしたみなさんへ
- 被災地の保護者の方へ ― 自然災害にあった子どもたちへの援助(短縮版)
- 被災地の先生方および被災児童生徒を受け入れた先生方へ(短縮版)
- 管理職のみなさまへ
- 援助者自身のケア ― 燃え尽きないために(短縮版)
- この資料は,2011年4月25日作成「震災に関する子どもや学校のサポート(資料その1)を日本用に改訂・増補したものです。
NASP(National Association of School Psychologist:アメリカ学校心理士会)と連携して,自然災害後の子どものケアについての 情報を収集するとともに,災害支援の専門家のコンサルテーションを受け始めました。
NASPの自然災害後の子どものケアについてのマニュアルがございますので,ぜひお役立て下さい。
山形支部長 松﨑 学先生提供
「NPO法人 東京学芸大学子ども未来研究所」作成
筑波大学人間総合科学研究科教授・筑波大学附属聴覚特別支援学校校長 宮本信也先生
静岡県臨床心理士会・被害者支援委員会
ブログ: 静岡大学教育学部 小林 朋子 准教授
スクールカウンセリング推進協議会からの支援資料